雑炊閣下備忘録

ブログというものを始めてみることにした。どうなるか分からないが、いろいろやってみようと思う。

Stellaris ぱーそなる初心者講座

 Stellarisの初心者講座を執筆していたら、なぜか削除されてしまったのでこちらに。

 スレ見る限り結構需要はありそうなので。

 ちなみに今のところ未完成なので続きはそのうちに。操作説明とかも入ってるけどこれはどうしよっかなあ。


※この初心者ガイドは英語版wikiのBeginner's Guideを元に意訳と独自の注釈を入れたものです。ベースはver1.9.1となっています。

 2018 1/9 「入植」の解説を追加


 Stellarisは戦略SLGの要素と4Xゲームの要素とRPGの要素を併せ持つゲームだ。
このガイドでは初心者の方が、ゲームを初めてプレイする際にどうすべきか等のヒントを書いていく。


はじめに 

 Stellarisはかなり頻繁にアップデートが施されるゲームで、発売からおよそ一年半が経過した2017年11月25日現在、すでに8回もの大型アップデートが実施されている。
 これらはそのたびにゲーム性が大きく変わってしまうほどのもので、当然ながら採るべき戦略、場合によっては基本的な操作すら異なるものとなる。
 もし上記の対応バージョンが最新でないなら、ここに書いてあることはそれほど信頼できないと考えるべきだ。
 また、βを利用して過去バージョンで遊ぶ場合も、記述内容と大きく異なる仕様になっている可能性がある。
 ここに書いているからといって真実だと思い込まないように。最終的には自分で戦略を見つけられるようになろう。

 

ゲーム開始前の設定

 ゲームを始める前に、プレイヤーは自らが導く帝国を選ばなければならない。
 すでに用意されている帝国(プリセット帝国)を選ぶか、新しい帝国を作成する方法がある。
 プリセット帝国は全て一長一短に設計されており、どれが強いといったことは特にないが、初心者に向けてのアドバイスとして、FTL航法はワープかハイパースペース武装ミサイル以外が望ましい。
 前者は動きに癖がないため艦隊の動きを早く習得できるからであり、後者はミサイルそのものが兵器としてお世辞にも強いとはいえず、戦争で苦労する可能性が高いからである。
 また、「貪食する群れ」や「狂信的な浄化主義者」の帝国、「狂信的平和主義」の志向を持つ帝国も、他の一般的な帝国と比べてかなり特殊な戦略が求められるため、特に希望がなければ避けたほうがよい。
 最後に、Stellarisには帝国をランダムで生成する機能が存在するが、これを使用する場合、ゲームが始まるまでどんな帝国になるのか分からず、初心者に厳しい帝国が生成される可能性もあるため、慣れないうちはこれもおすすめはしない。
 どの帝国が良いか決まった場合は当記事「銀河の設定」の項目へ、自分だけの帝国を作ると決意した場合は以下の「帝国の作成」の項目へ向かおう。

 

 

帝国の作成 

 Stellarisでは、プレイヤーが望むままに新しい帝国を設計することができる。
望むならこの帝国はプリセット帝国と同様に保存され、NPC*1帝国として登場させることもできる。

 NPC帝国としての登場の設定は各帝国の横にある鳥の描かれたボタンで可能だ。
以下の項目では帝国を形成するさまざまな要素について、帝国作成の観点から解説していく。
 要素は大きく三つに分けられる。すなわち種族に関するもの、政府に関するもの、そして艦船に関するものだ。
 これらは実際のゲームに大きな影響を与えるため、よく考えて決定されるべきだし、深く理解しているのが望ましい。
 読む時は、実際に帝国を作成しながら読んでみるとよい。どこに何の選択肢があるのかが把握しやすく、理解が早まるだろう。

種族

 ゲーム開始時に帝国を支配している種族(第一種族、支配種族)に関する設定。
「その帝国にはどんな人々が住んでいるのか」を作る場所だと思えばよい。

 

外見
 種族の外見は、機械などの特殊なものを除いてゲーム性に影響しない。好みで選ぼう。

 

・種族名
 ここでは種族の名前を設定することができる。

 単なる名前の他に複数形、形容詞形を設定することも可能だ。

 ただしゲームを日本語化してプレイする場合、文章中にはすでに助詞が記述されているため、形容詞形を設定するとかえって違和感のある結果になるかもしれない。

 日本語の場合は全て名詞形と同じものに統一して問題ない。

 ※注意:ここにひらがなやカタカナなどのマルチバイト文字を使う場合、政変で国名が変わると艦船名が表示されなくなるおそれがある。

 この問題はランダム名日本語化MOD、国名日本語化MODを導入している場合は発生しない。

 実績狙いなどで基本の日本語化MODしか導入していない場合は、必ずアルファベットの名前をつけるように。

 

・名称リスト
 帝国が用いるランダム名詞の参照元を選ぶ。艦船やリーダーの名前がここから選ばれる他、艦隊の名称等もここで決まっている。

 なおこれらの名前はほぼ全てゲーム中いつでも変更が可能だ。

 ちなみに艦船接頭辞というのは艦船の名前の前につけられるアルファベット三文字のこと。ピンと来ない人はGoogleに訊いて欲しい。

 

・居住性と特性
 恐らくこの項目で最も大切な要素。種族の生物学的な特徴を表し、得手不得手を決定する。

 まず、全ての種族に共通する項目に居住性があり、どのような惑星を住みよく思うかが定められる。惑星のタイプによって産出資源に少々偏りがあるものの、それほど顕著な差ではないので、好みやイメージで決めてしまってよい。

 もう一つの項目は特性で、ここではより細かな形質を選択することになる。

 (MODを使っていない限り)全ての種族は2ポイントの特性ポイントを持ち、5つまでの特性を持つことが出来る。特性には有利なものと不利なものがあり、有利なものを持たせるとポイントを消費し、逆に不利なものを持たせると獲得する。有利な特性を沢山持たせるためには不利な特性も持たせないといけないわけだ。

 また互いに打ち消し合うような特性を同時に持たせることはできない。ここで選んだ特性はその種族にとって恒常的なものとなるが、ゲームが進めばこれを変更する技術が登場する。

 どの特性を選ぶべきか迷うことと思われるが、まずは「その種族がどんな生き物なのか」をイメージして欲しい。
 たとえば我々人類は、Stellarisで表現すればどんな種族なのか。強い、弱いはひとまず横において、まずはイメージに近い種族を作り出してみよう。
 帝国の特徴は種族特性だけでは決まらないので、この時点であれこれ考えるより、一通り帝国が完成してから吟味する方がよい。

 その上で書くと、 初心者におすすめなのは基本資源を底上げしてくれるものや、POPの増加速度を上げる「素早い繁殖者」などだ。

 

・支配者
 帝国を初めに支配している人物の外見と名前、性別、称号を選択できる。

 ここで設定した称号は、政治体制に大きな変更がない限り次代にも受け継がれ続ける。なお男女で異なる称号がある場合は、両方を設定しておかないと違和感の残る結果になることがあるので注意。

 

母星


・名称とクラス
 母星(母惑星)のタイプと名称を設定することができる。恒星と母星は名称を別々に設定可能だ。

 ちなみにここでは2つのプリセット星系を選ぶことも可能で、ひとつは太陽系(我々の住むここだ)、もう一つはデネブ(はくちょう座の恒星)星系である。

 これらのプリセット星系を選んだ場合、星系内の惑星の数と種類、周囲の星系の状況などが固定される。ある程度決まった環境でプレイしたい場合、人類でプレイしたい場合などはこれを使おう。惑星のタイプについては、種族の居住適正に合わせておくのが無難である。

 

・都市の外観


植民地管理画面や支配者の背景に表示される外観を設定できる。見た目以上の意味はないので好みで選んでしまおう。

 

政府


 ここでは帝国の持つ志向統治形態国是を設定できる。
 「その帝国はどのような統治をしている国家なのか」を定める場所と思えば良い。
 ここで設定される項目は種族特性以上にゲームに深く関わるもので、選べる組み合わせは制限されるものがある。
 たとえば平和主義の志向を持つ帝国は、軍事国家むけの国是を選ぶことはできない。
ここで決めたことはゲームが進めば変更できるが、時間がかかったり、特殊な手段を必要とする場合がある。慎重に決めた方が良いだろう。

 

・志向


 帝国が基本的に持っている思想。四つの軸が存在し、軸上の志向は対立関係にある。

 それぞれの志向は、それを採用している帝国にボーナスをもたらし、政策や行動を可能にしたり、逆に禁じたりする。また志向は外交関係にも大きな影響を与え、同じ志向や近い志向を持った帝国同士は友好的になりやすい一方で、対立する志向を持った帝国同士は、その外交関係もまた深刻な対立に陥りやすい。

 帝国は3の志向ポイントを持っており、これを割り振ることで志向を設定できる。

 それぞれの志向は二段階に分かれており、「狂信的」な志向は通常の志向に比べて効果が大きく、取得に2ポイントを要する。

 従って、プレイヤーが作成する帝国は、基本的に「通常の志向を三つ」持つか、「通常の志向と狂信的志向を一つずつ」持つ。なおゲシュタルト意識は特殊な志向であり、他の志向と共存できない。これについては後述する。

 以下にそれぞれの志向軸について解説を加える。

 

  • 平等と権威

 権力が分散しているか、集中しているかを表す。

 平等主義の帝国は民主的な傾向を持ち、権威主義の帝国は専制的な傾向を持つ。

 平等主義は消費財コストを軽減し、派閥から得られる影響力を増加する。

 一方権威主義は毎月の影響力が直接増加し、奴隷の使用を可能とする。

 

  • 受容と排他

 異星人への態度を表す。

 受容主義は外交や国内在住の異種族の幸福度が高い傾向があり、排他主義は異種族に対して追放や浄化*2政策を実施し、広い国境を持つ。

 一部の浄化政策には排他主義が必要となる他、受容主義の帝国は異種族に対して厳しい政策を採ることができない。

 

  • 軍国と平和

 戦争に対する考え方を表す。

 軍国主義の場合、軍艦の性能にボーナスが付与される。一方、平和主義では統合力と直轄星系数が増加する。また、平和主義では一部の戦争形態が禁止されるのに対し、軍国主義の戦争に関する選択肢は自由度が高い。

 

  • 物質と精神

 宇宙の真の実在が何であるかという見解を表す。

 物質主義者は精神を電気化学反応の一種にすぎないとみなす一方で、精神主義者は目に見える物質こそ精神の産んだ幻想に過ぎないという立場をとる。

 物質主義は帝国に研究速度を向上させるボーナスをもたらし、精神主義は統治志向への魅力を高め、国内を安定させる。

 

 特殊な志向で、他の志向と共存できない。種族全体が一つの意識を共有している存在であることを表す。個人というものは存在せず、個体はいわば触覚や触手に相当する。

 国内の安定度は極めて高く、面倒なルールが少ないため初心者でもプレイしやすいが、他の志向と比べて異質な存在であるため、一風変わったプレイ感覚になる。

 強くおすすめはしない。

 

 これらの志向はイメージする帝国に合うように選んでしまって構わないが、
「平和主義」や「排他主義」については少し取り扱いが難しいため、拘りがないなら避けた方が良い。また「狂信的」な志向についても、しばしば極端なバランスに近づくためおすすめしない。


 他に、説明には書かれていないが、「精神主義」は超能力の研究がし易く、ここに関してアドバンテージを持つ。
 Stellarisでは技術的優位はそれほど大きな国力差とはならないため、物質主義の研究速度向上はそれほど有用ではない。
 国内情勢の安定する精神主義は、上の超能力にまつわる豊富なイベントの存在もあり、比較的おすすめである。


統治形態


 帝国の基本的な統治の様式。一言でいえば支配者の立場とそれにまつわる制度のことである。以下の種類があり、ここまでに選んだ志向によっては選択できない組み合わせも存在する。

 

  • 帝国制

 ただ一人の支配者とその家系が頂点に立ち、世襲で帝国を治める。

 支配者の地位は世襲され、選挙は行われず、支配者の死とともに権限は自動的に予め定められた後継者に移動する。

 選挙の煩雑さはないものの、支配者を能動的に変える手段や、無能な後継者の即位を阻む手段がなく、帝国に長きにわたって影を落とす場合がある。

 いわゆる「銀河帝国皇帝」を作りたいならこれ。

 

 頂点は一人だが、支配者の死と共に次の支配者を決定する選挙が行われる。

 存命中は選挙が行われることはない。候補者四人のうち、選挙で勝利したものが次の支配者となるため、帝国制よりは後継者に恵まれやすい。

 ナチス・ドイツのようなものを想像すると分かり易いだろう。

 

  • 寡頭制

 ごく僅かな人数の集団が帝国を統治している。

 一応代表格と言うべき支配者はおり、20年ごとの選挙で決定する。この選挙は国内の情勢とは無関係で、完全に支配者候補の内だけで完結しているため、支配者は4人の候補のうちからランダムに決まる。

 数人の有力者たちがテーブルを囲み、国家の方針を決定している図を思い浮かべると分かり易い。

 

  • 民主制

 民衆が主権を持ち、彼らが選んだ支配者が帝国を統治する。

 10年ごとに選挙が行われ、各派閥の代表者が立候補する。選挙の結果は派閥の勢力に準じたものとなる。恐らく我々にとって最も馴染み深い統治形態であろう。

 

 ちなみに個人の存在しないゲシュタルト意識の志向を持つ種族については、自動的に「集合意識」の統治形態に決定される。

 また、選挙のある統治形態においては、250の影響力を消費することで、確実ではないものの結果に干渉することができる。

 

国是


 帝国のより細かな性質を決定する要素。ここで「肉付け」を行うと考えればよい。

 種類はとても豊富だが、志向と統治形態によってかなり限定されるのが分かるだろう。ゲーム開始時点では2つ選ぶことができ、ゲームが進むともう一つ追加できる。

 初心者の場合、鉱物やエネルギー資源の産出(特に鉱物)にボーナスを与えるようなものがシンプルで扱いやすい。

 志向・統治形態・国是の組み合わせによって、政体名は自動で決まる。これは分類のようなもので変更することは出来ないが、プレイヤーにはデフォルトの支配者称号を設定するくらいの役割しかないのであまり気にしなくてよい。*3

 

  • 帝国名

 帝国の名前。「地球連邦」だとか「アーヴによる人類帝国」などである。

 Stellarisに登場する固有名詞のうち、プレイヤーに属するものは、ほとんどが後ほど自由に変更できる。これもその一つである。

 形容詞形については略称(単に「帝国」など)を当てるとそれっぽい感じになる。

 

  • 国旗

 帝国の国旗をデザインできる。裏地のパターンと色、シンボルを選ぶだけで簡単。

 もちろんゲームバランスには影響しないので好みで設定してよい。

 ただし、ここで選んだ「第一色」が帝国の領土や艦船のライトの色となるので、一色目は特に好きな色を選んでおこう。

 

艦船 


 帝国が用いる艦船の武装FTL航法の種類、デザインを選択する。
これに関しても基本的に好みで、と言いたいところだが、艦船の性質はゲームバランスに相当な影響を与える上、残念ながら一部の選択肢が「罠」に近い状態となっており(それでも初期に比べて改善はしている)、初心者の場合は避けるべき選択肢が存在する。

 

 エネルギー兵器、実弾兵器、ミサイルの三つから選択する。

 エネルギー、実弾に関しては一長一短であり、どちらを選んでもそれほど変わりない。ごく簡単に言えばエネルギーは装甲に、実弾はシールド(バリア)に強いという性質がある。*4

 問題はミサイルで、他二種の武装に比べて明らかに不利な性質を抱えている。度重なるアップデートによって是正が図られてきたが、いまだ二種と対等になったとは言い難い状況であり、よほどの希望がない限り、初心者は避けることを強く推奨する

 

 ワープ、ハイパースペースワームホールの三種から選ぶことができる。

 武装と違い、こちらは比較的バランスが取れているが、ワームホールは仕様がやや複雑なので、習熟に時間を要するかもしれない。ゲームに慣れるまでは直感的に操作できるワープやハイパースペースが良いだろう。

 

  • 外観

 ゲームバランスに関わりのない要素なので好みで決めて良い。

 上にも書いたが、艦船を彩る光は国旗の「第一色」と同じなので、ここでは変えられない。色が気に入らない場合は国旗のデザインを変えよう。

 

銀河の設定


 ゲーム開始前に、プレイの舞台となる銀河を詳しく設定することができる。
 特にこだわりがなければ、何も触らず開始してしまって構わない。

 以下に各項目について解説していく。

 

  • 銀河サイズ

 極小(恒星数200)から極大(1000)まで。大きいほどPCへの負荷が高く、特に後半は動作が遅くなるので注意。ちなみに「渦状銀河」では小さいサイズが設定できない。(後述)

 

  • 銀河の形状

 銀河の形状を設定できる。基本となる楕円のほか、リング状、渦状(腕が2本のものと4本のもの)が用意されている。

 形状によって他星系へのアクセスのしやすさが異なり、戦略も違ったものになる。

 渦状銀河の場合、二本腕では極小が、四本腕では小以下の銀河が選べなくなるので注意。

 

  • AI帝国

 登場するNPC帝国の数。銀河のサイズによって最大数が異なるが、最低は1。

 右側のラジオボタンは「ランダム化」の設定で、チェックを入れていると一定の範囲の中からランダムで決まる。厳密に設定したい時には外しておこう。(以下の項目についても同様)

 

  • 発展した開始状態のAI

 ゲーム開始時点である程度の星系数、技術などを保有している帝国がいくつあるか。

 ここを0にすれば、没落した帝国を除く全ての帝国が平等な立場から開始する。(立地は例外)

 

  • 没落した帝国

 星系数こそ少なく、拡大しないが圧倒的な戦力と技術力を誇る「没落した帝国」の数。0に設定すれば登場しない。

 

  • 原始文明

 まだ宇宙進出していない知的生命体の数。ゲームにそれほど大きな影響は与えない。

 

  • 危機のレベル

 ゲーム終盤の危機の強さを設定できる。

 高める場合、銀河サイズによっては詰むので注意。

 なお左端に設定すると危機自体をオフにできる。

 

  • 居住可能な惑星

 銀河全体の居住可能な惑星の数。高く設定すれば多くの惑星に入植できるが、他の帝国も同様。

 また、これが高ければ全体的に物量が増えるため、ゲームの動作が遅くなる。

 

  • AIの攻撃性

 高くするとAIが戦争を仕掛けやすくなる。&br;プレイヤーの帝国に対してだけではなく、AI同士も衝突しやすくなる。

 

  • 難易度

 AIにかかる経済・研究ボーナスの量。

 普通~狂気までの三段階。プレイヤーの従属国には適用されない。

 飽くまで数値的な補正であり、AIの動きそのものが巧みになったりはしないので注意。

 

  • FTL航法の設定

 銀河に登場する全ての帝国のFTLを設定できる。

 帝国作成時点で別のFTLを選択していても、ここの設定が優先される。帝国の設定そのものが上書きされるわけではない。

 ジャンプドライブを利用している没落した帝国は設定の対象外のため、容赦なくジャンプしてくる。

 

  • 帝国の配置

 帝国の配置のされ方を設定できる。「密集」だと多くの帝国がかたまって配置され、「ランダム」だとばらばらになる。

 前者は初期から他帝国と衝突しやすく、後者は複数の巨大帝国が台頭しやすい。

 

  • 進んだ隣人

 上記「発展した開始状態のAI」がプレイヤー帝国の近くに配置されるかを設定する。

 発展した開始状態はそこまで圧倒的なものではないので、ここをオンにしていると、それを感じにくい可能性がある。*5

 

  • 鉄人モード

 オンにするとコンソールコマンドが封じられ、セーブデータは強制上書きとなる。

 つまりロードによるやり直しが利かなくなる。実績解除の条件の一つであり、オンにすると解除可能だと表示されるが、この表示はあまり当てにならないので注意。

 ゲームバランスに関わるMODを導入していると、鉄人モードでも実績が解除されない。

 実績解除の条件は「鉄人モード:オン」かつ「ゲームバランスに関わるMODを非導入」である。

 

 ゲームを始める前の設定は以上である。
 なおゲームのルールを覚えていない初心者の場合、最初から鉄人モードに手を出すのはやめたほうがよい。
 開戦や内政の切り替えのタイミングを学ぶのにはセーブ&ロードが最もよく、これを封じられる鉄人モードは学習効率が高いとは言えない。
 ここからはゲームを始めてからの操作や戦略について解説していく。

 

UIと操作方法 

 

 解説に入る前に、まず初めてゲームを開始した場合は自動的にチュートリアルが立ち上がる仕様になっている。
 初心者はこのチュートリアルをざっとプレイしてみることを強くおすすめする。
 本記事でも基本的なことは解説しているが、実際にプレイしつつ解説してくれるチュートリアルが遥かに有用である。
 もう一つ、他のParadox Interactive社開発のゲームにも言えることだが、ボタンや数値の上にマウスカーソルを動かして放置していると、大抵ツールチップが現れて情報が補足されるようになっているので、「何か分からないことがあれば、マウスオーバーすれば解決しやすい」ことを覚えておこう。
では以下に操作方法と画面の見方について解説していく。

 

https://i.imgur.com/hZqtIeo.png

 

政府画面


 まずは左上にある六角形の帝国の紋章をクリックしてみよう。
すると画面左上にウィンドウが開き、政府画面が表示されたはずだ。

https://i.imgur.com/tV21ibE.png


 ここでは帝国の基本的な情報を確認し、また政府についていくつかの改革を行える。
表示されているのは、

  • 現在の支配者の姿とスキル
  • 帝国の志向
  • 帝国の統治形態と国是
  • 帝国で現在有効な補正

である。
統治形態と国是はこの画面から変更できる(影響力を消費する)ほか、緊急選挙もこの画面から行える
 さて、ウィンドウの下にいくつかタブがあることに気づいただろうか?
 現在有効な「政府」タブ以外に「予算」「人口統計」「ボイス」というものがある。

  • 予算タブでは現在の帝国の収支の他、主要な経済効果を確認できる。
  • 人口統計タブでは現在の人口の種族ごとの割合や、POP効果を確認できる。
  • ボイスタではナレーションの声を自由に設定できる。

実のところ、政府画面を見る機会は少ないが、帝国の根幹に関わる情報が集中しているので、頭の片隅にはとどめておくようにしよう。

 

交信画面 

 

https://i.imgur.com/q9JcmT6.png


 帝国の紋章の一つ右にある、ホログラムと会話をする宇宙人の絵が描かれた長方形のボタンをクリックしてみよう。
 これで交信画面を開くことができる。
 交信画面では、これまで出会った様々な帝国やその他の勢力が一覧表示されており、
プレイヤーの帝国との関係や国力比較、所属連邦などがひと目で分かる。
 他の勢力をクリックすればより詳しい情報が閲覧でき、さらにこの状態でウィンドウ左下の「交信する」ボタンを押せば、外交画面に移動することができる。
 ちなみに外交画面は、至るところに表示されている相手の紋章をクリックすることでも開ける。実際のプレイにおいてはこちらの方がよく使うことだろう。

 

外交画面

 

https://i.imgur.com/KNXcZxX.png


 続いて外交画面を見ていこう。
 外交は本作において非常に重要な要素であり、この画面はかなり頻繁に目にすることになるはずだ。
 ここでは相手の帝国名や政体名、外交上の性格、国力、自国との関係などを確認できる他、画面右側から様々な外交行動をとることが出来る。
 細かい外交行動についてはwikiにでも任せるとして、ここでは画面の見方を解説する。特に重要なのは態度信用国力比較国際関係の四つだ。

  • 態度:自国に対する態度を数値化したもの。高いほど友好的であることを意味する。
  • 信用:自国に対する長期的な信用。良い関係を維持するために重要。
  • 国力比較:自国との国力の比較。艦隊戦力、宇宙軍許容量、技術力の三つを合算したもので、「優越」以上であればこちらの1.5倍以上の国力を持っているということになる。「同等」でもギリギリ1.5倍ということがよくあるので過信は禁物。
  • 国際関係:自国を含む他国と結んでいる関係が表示される。記号で表されているが、マウスオーバーすれば中身は分かる。防衛協定を結んでいることに気づかず宣戦したりすれば思わぬ敵国を増やす羽目になるので要チェック。

(以下操作説明執筆中)

 

ゲームの基本概念


 Stellarisは4Xゲームの要素が強いゲームだ。
 4Xとは、eXplore;探検 eXpand;拡張 eXploit;開発 eXterminate;殲滅の4つの要素を指し、4Xゲームとはこの4要素が主軸となっているジャンルを意味する。
 ここではこの4Xと、ゲームの戦略的に重要な要素について解説する。

 ここにあることを頭に入れてしまえば、後は遊びながら覚えていっても大丈夫だろう。


1.探検 

 

 舞台となる広大な宇宙は謎のヴェールに包まれている。
 これを取り払うためには''調査船''と''科学者''が必要だ。
 とはいえ、ゲーム開始時点でこれらは1つずつ用意されているので、調達の仕方については今は知らなくてよい。
 科学者を乗せた調査船を使って''調査''を行うことで、天体の性質や資源の有無を知り、植民を可能にし、アノマリーの発見を行うことができる。

 

母星系の調査


 手始めに、母星のある星系を調査してみよう。
 基本的な方法はチュートリアルに任せるとして、ここでは手っ取り早い方法で行う。
 まずは調査船をクリックし、選択した状態にする。
 そのまま恒星を右クリックし、出てきた選択肢から「星系を調査」をクリックする。
 これで星系内の全ての天体を調査する命令がくだされた。

https://i.imgur.com/Z59WSQr.png



アノマリー 


 調査中、下のような画面が現れたかもしれない。

https://i.imgur.com/TSJzgBq.png


 これは調査した天体に、軽い検査では分からない異常があったことを意味している。
右下の「研究」を選べば、発見した調査船と科学者に正体を解明させることができる。
ただし、アノマリーの研究中は調査船はその場から動けないため調査が滞り、かつ確実に成功するわけではない*6ことには留意しておこう。
 アノマリーの研究は成功すれば産出資源の増量や連鎖イベントの起点などの効果をもたらしてくれるが、失敗すれば最悪の場合、調査船ごと科学者が失われることもあるので慎重になるべきだ。
 ここではまだ母星の調査も終わっていない最序盤なので、アノマリーに関しては「当面は放っておく」ことにしよう。
 アノマリーの研究成功確率はアノマリー自身のレベル(難易度)と担当する科学者のスキルレベルに依存しており、後者は調査によって成長していくので、科学者がもっと成長してから帰ってくるとしよう。
 なお、あとで研究したい場合は、天体のそばに表示される顕微鏡のマークを押せば良い。

https://i.imgur.com/SnlQXIy.png

 

外宇宙の調査


 母星系の調査が完了したら、いよいよ外宇宙の調査に乗り出そう。
 調査には調査船の維持費以外のコストはかからないので、調査船を遊ばせないよう注意するべきだ。
 まずは銀河地図に移動しよう。
 調査された母星の周囲に未調査の星系が表示されているのが分かるだろう。
 星系を利用するのに調査は必須なので、さっそく近場の星系から調査してみよう。
 ここで、いちいち星系画面に移動する必要はない。
 銀河地図から未知の星系を右クリックし、「星系を調査」を選ぶだけで良いのだ。
 さらに、shiftキーを押下しながら同じ操作を繰り返すことで、調査船に連続して命令を与えられる
 これであとは放っておくだけで、命令した星系は(邪魔さえ入らなければ)勝手に調査してくれるだろう。
 ちなみにctrl+shiftキーを押しながら同様の操作をすると、命令を最上段に割り込ませることができる。惑星探査中の調査船にさっとスペシャルプロジェクトをやってもらえるので便利だ。
 これらの操作は他の種類の艦船においても同じなので、覚えておくとよい。

https://i.imgur.com/Dr2saIX.png

↑こんな感じになる。

 

 さて、ここで一つ考えるべきことは、星系の調査には優先順位があるということだ。
入植可能な惑星を含む星系や危険な生物のいる星系などは早めに調査しておいた方がいいし、恒星以外の天体が存在せず、大した収穫が期待できそうにない星系は後回しでよい。
 これらの情報は、調査船の調査を経ずに、自国の艦船が星系に進入するだけで得ることができる
 調査船に乗る科学者は高価であるため、このような「斥候」に使うのは危険である。
 そこで、有名なテクニックとして、初期配備のコルベット艦隊を分割し、外宇宙の斥候に向かわせるというものがある。
 初期のコルベットは調査船と同額だがリーダーを乗せずとも良いため、破壊されてもそれほど大きな損害は出さない上に、ゲーム開始直後から動けるため、調査船が母星系を調査している間にも斥候が可能というメリットがある。
 完全な捨て駒として可能な限り広い範囲を斥候させるのがおすすめだ。
 もう一つ、このテクニックの亜種として輸送船を用いる方法がある。
 こちらはゲーム開始直後に「侵攻軍」を作成し、それを「出港」させて艦船として用いるもので、コルベットより安い(100:60)が、作成に90日の時間がかかる他、初期配備されていないので、少額ではあるが余分な鉱物を消費してしまう。
 メリットとしては自国の戦力を温存できることがあり、好みの分かれるところだろう。

https://i.imgur.com/FxmCwq4.png

↑斥候の様子

2.拡張

 Stellarisで強大な帝国を築く第一にして最大の条件は「多数の植民地からなる広大な領土を持つこと」だ。ただ拡張していれば強国になれるというのは些か単純すぎるのでアップデートによって何度か是正が図られてきたが、それでも「広い=強い」の式は揺らがない。どの程度広い国を作るかは個人の好みもあるのだが、序盤の戦略として初期拡張の概念を知っておこう。

初期拡張

 よほど運が悪くない限り、Stellarisにおける隣国との間にはある程度のスペースが存在し、この中にはいくつかの居住可能惑星が含まれている。ゲームシステム的な話をすると、全ての帝国は母星系の周囲に最低でも二つの居住可能な星系(ここではボーナス星系と呼ぶ)が用意されており、普通に操作できていれば、これは母星を有する帝国の領土となる。全ての帝国には予め拡張の余地が用意されている、とも言える。

https://i.imgur.com/GshavZD.png

↑太陽系の場合。このように帝国作成画面で選べる特殊な開始星系の場合、ボーナス星系にも固有の名前がついていることがある。上の画像ではアルファ・ケンタウリとシリウスが該当。

 まともな星間国家を築きたいなら、最低でもボーナス星系は確実に押さえておかねばならない。上の画像の場合、ディシダー星系にも居住可能惑星があるので、ここも押さえるのがよい。万が一母星周辺のこれらの星系を他の帝国に先取りされるようなことがあればほぼ「詰み」となってしまうので気をつけよう。以下からは具体的な押さえ方の手順を解説していく。

入植

 Stellarisの宇宙において、どの帝国の支配下にもない惑星に開拓者たちを送り込んで住まわせ、自国の領土とすることを「入植」といい、こうして帝国の領土となった惑星を「植民地」という。そしてこの植民地こそ、帝国の国力の根源というわけだ。*7

 前述したように、植民地を創設するには開拓者を送り込まねばならないが、これには「コロニー船」が必要となる。

 また、未探索の惑星、アノマリーを持つ惑星には入植できないので、あらかじめ調査船で探索を終えておこう。

https://i.imgur.com/ukVAKVT.png

↑デフォルト国家「国際地球連合」のコロニー船。見ての通り非武装で、民間船に分類される。*8

 ではさっそくコロニー船を作ってみよう。コロニー船は他のあらゆる艦船と同様、宇宙港で建造できる。惑星画面を開き、下のタブから「宇宙港」を選べば、建造できる船のリストにコロニー船があるはずだ。

https://i.imgur.com/US08WlP.png

 さて、上の画像でお気づきかもしれないが、コロニー船は途轍もなく高い。さらに維持費に注目して欲しい。ただ存在するだけで毎月8ものエネルギー通貨を消費する経済のへ暴力、それがコロニー船なのだ。(上の画像では内政操作を一切しておらず、ひとつ建造するだけでエネルギー収支は赤字に転落する)

 維持費や建造コスト、そして入植に必要な影響力コスト(後述)によって、一度にいくつものコロニー船を建造し、多数の星系に同時に入植するのは序盤では不可能になっている。

 いずれは全てのボーナス星系に入植すべきだが、賢い入植の仕方を覚えて、適切な順番で押さえていくことが望ましい。

 ともかくも、まずはコロニー船がなければ始まらないので、ここでは何も考えず建造ボタンを押すことにする。

https://i.imgur.com/tEUT9GS.png

↑丸一年の建造期間を経て完成したコロニー船「ブラジル」号。よく見ると青いシールドの中に街っぽいものがある。画像ではちょっとだけ内政をしたのでエネルギーは黒字。

 コロニー船の使い方は、他の艦船とさして変わりない。コロニー船そのものか、画面右の「アウトライナー」を左クリックして選択し、ついで、入植したい惑星を右クリックし「惑星に入植する」を選ぶ。

 さて、今入植できる惑星は3つある。

  1. アルファ・ケンタウリ系第三惑星:大陸型。サイズ13。特殊効果なし。
  2. シリウス系第三惑星:大陸型。サイズ19。「肥沃な土地」「低重力」
  3. ディシダー系第三惑星:熱帯型。サイズ15。特殊効果なし。

 各々の位置関係は上の画像のとおりだ。さて帝国初の植民地となるべきはどの星か、考えてみよう。

 

 答えは慣れている人にとっては明らかであろう、2.のシリウス系第三惑星である。惑星を選定する際に見るべき点は以下の3つだ。

  1. 惑星のタイプ(大陸型、熱帯型etc..):序盤で居住性60%以上ならどこでもOK。
  2. 惑星のサイズ(最大25):大きいほど良い。大きくする手段がないので最重要
  3. 惑星の特性:同じサイズの惑星を見比べる時などに。

 シリウス系第三惑星はサイズ19と地球(サイズ16)より一回り大きく、大陸型で人類にとっての居住性は最高クラス、おまけに「肥沃な土地」は食料の生産量と居住性を増し、「低重力」の建物建設コストを割引する代わりに居住性を少しだけ下げるデメリットを相殺して余りある。銀河を見渡してもまれな良物件といえる。

https://i.imgur.com/uI4borF.png

シリウス系第三惑星。今回は食料+、居住性+、建造コスト-の序盤のブーストにこれ以上ない惑星になっている。

 ではシリウス星系に入植してみよう。

https://i.imgur.com/TwultOE.png

https://i.imgur.com/uikZTyy.png

 上の画像にあるように、入植には影響力を消費する。このコストは帝国の領土から遠い惑星ほど高くなる。影響力は収入を増加させる手段が限定されているので、入植できる影響力は常に確保できるよう、使い所をよく考えよう。

 ちなみに入植する際は植民地の中枢をどこに置くか尋ねられる。中枢は隣接するタイルの電力・鉱物・食料をブーストするので、それらの資源に接する所が良いが、そこまで大きな差でもないので、好みで選んでも大丈夫。(好みがあるかは疑問だが)

 植民地の名前を決めたら、あとは宇宙生物にコロニー船が粉砕される、他の帝国が先に入植を始めてしまう等の邪魔が入らない限りは放置しておいてよい。

 さて、時間を進めて観察していれば、コロニー船が目的の惑星にやってきて作業を始めたのが分かるだろう。入植はすぐには終わらず、コロニー船が着陸した後は以下のような「植民中」の状態となる。

https://i.imgur.com/QWitOIj.png

 上の画像の通り、植民中の惑星はコロニー船と同じだけの維持費を初期状態で50ヶ月間要求し、この間はいかなる資源も産出しない。コロニー船がなくなったと思って安心してもう一隻作ると再び赤字に転落してしまう。かといってモタモタしていては、他の帝国に先を越されてしまうかもしれない。早くほかのボーナス星系を押さえてしまうために、ここで内政のやり方を学んだおこう。

 

内政

以下執筆中

 

*1:Non-Player-Character;コンピュータが動かすという意味

*2:虐殺のこと。このゲームでは浄化という。民族浄化等と同じ用法。

*3:NPCの場合、行動パターンなどに影響する。

*4:見た目はエネルギー系が派手で綺麗だったりする。

*5:発展した開始状態のAIがさらに発展する前に発見してしまうため、相対的に国力差は小さくなりうる

*6:一部の例外を除き最低でも5%の失敗確率がある

*7:植民地というと本国ではないような印象を受けるかもしれないが、Stellarisの場合れっきとした国土の一部と考えて差し支えない。日本で言えば都道府県にあたる概念である

*8:画像を撮影した環境ではDLC「Humanoid Species Pack」を導入済みなので艦船のデザインが人型種族専用のものになっている。哺乳類の四角張ったデザインに飽きた人は買うといい。